ご挨拶
旭パーカライジング株式会社の起こりは、先々代の社長が神輿作りの木工職人として戦前、浦安で修行をつみ、そのときの漆塗りの技術を生かして戦後、金属製品塗装業をはじめました。
日本古来の漆塗り芸と米国からきたスプレーガン、パーカライジング処理の技術が出会って現在の金属塗装業となりました。
現在では、金属製品塗装も非常に種類の多い被塗物に対応するため、まるで別業種のように細かく分かれています。
塗装業の将来は、これまでのシンナーを使った溶剤塗装全盛の現状から、VOC規制を満足するために、粉体塗装や電着塗装にシフトしていかなければなりません。
当社も、完全な無公害化を目指して、日々研究を続けていく所存です。
焼付塗装・封孔含浸処理・シルク印刷・三価クロメート処理等、お得意様のあらゆる要望に対応する他、コンピュータによるワークの管理を行い必要なときに必要なだけ納入する態勢を取っております。
これを機に塗装に関するご相談があれば、旭パーカライジング株式会社にお尋ねください。
旭パーカライジング株式会社
会長 加藤 誠雄
品質方針
私たちは、表面処理、含浸、塗装を通してお客様の要望に適合する品質の製品をタイムリーに提供します。
安全性及び環境に配慮した工程などを通じて地域社会に貢献します。
品質方針を達成するために、品質目標を設定し、見直します。
お客様の要望を的確に捉え、満足度を高めていきます。
品質マネジメントシステムの継続的な改善活動を実施します。
製品の提供にあたり、原材料等の化学物質情報を確実に入手し、関連する法令や顧客要求等を順守し、適切に取扱います。
管理対象化学物質使用・排出の抑制に努め、維持していきます。
旭パーカライジングは、品質マネジメントシステムの国際規格である「ISO9001」を取得しました。
旭パーカライジングは、電子・電気機器における特定有害物質の使用制限についての欧州連合(EU)による指令に対応しています。
生産管理システム
旭パーカライジングは、受注から出荷までの販売・生産までを一括管理できる統合生産管理システムを導入しています。
スピーディーな情報共有で、業務全体の効率化を実現します。
一貫生産
図面一枚から筐体の製作、焼付塗装、パネル面印刷までを一貫して請け負うことが出来ます。(板金は協力工場にて)
パソコン管理
お客様からお預かりしているワークをパソコンにて管理しています。現場PCで変更した内容が事務所PCですぐに反映されます。
環境への取り組み
旭パーカライジングは、事業活動が地域や地球規模の環境に関わっていると考え、環境に配慮した生産活動を推進しています。
「環境に配慮しながら、成長を続ける企業を目指す」をスローガンとしています。
具体的には、以下の項目に取り組んでいます。
- 六価クロムを含有していない表面処理液への変更
- イオン交換樹脂を利用したクロム洗浄水の再利用
- 含浸工程による鋳造不良品の救出
- 含浸洗浄水の減容化(実験中)
- 塗着効率、塗装直行率を高め、使用するシンナー・塗料の消費削減
- 溶剤塗装から粉体塗装・電着塗装への切り替えによるシンナー使用削減
- ソーラーパネルの設置(17kw)・LED照明への切り替え(120本)
- 塗料カス等廃棄物の削減への取組
- オゾンや微生物による塗装ブース水の減臭化
- RoHS・REACH規制対応塗料の使用
- 低温硬化塗料・焼付炉の断熱で燃料ガスの消費を削減
塗料種類の変更にはお客様の理解が欠かせません。
地球環境を守るため、環境に優しい工程を選択してくださいますよう、よろしくお願いします。